アライアンス勉強会「生産管理SI勉強会」

去年の12月・今年の1月において、
10月の定例会で話題になったアライアンスに関する勉強会が行われました。

アライアンスに参加しているのは、約15社です。
その各企業様は、
都合の良い日に2度講座に出席しなくてはいけない決まりです。
講座はシステムクリエイトの久保様が講師を務め、
講座の内容は「生産管理の基礎知識」と、
商材になるシステムクリエイト様の商品「生産管理システム『Romeo』の基礎知識」という内容のものです。

1回目の講座「生産管理の基礎知識」について。
アライアンス勉強会「生産管理SI勉強会」写真

そもそも、生産管理とは何かというと。
「管理技術によって生産性を向上させるためのロジックの総称、またはそれを具体的に実現する環境をさす」
だそうです。
これを基軸に、各製造業に生産性を向上させるための管理技術を提案するわけですが、
そもそも製造業の業態が色々あります。
アッセンブリメーカー、デバイス/モジュールメーカー、パーツメーカー、付加加工ベンダー・・・。
また、物流系、アッセンブリ系、工事/プラント系、装置系、機械加工系、付加加工系、試作専業・・・という分類の仕方もできます。
また、生産管理というものに対しての現場のスキルもあります。
Excelや帳票のみで管理している場合、なんらかの統合システムを使っている場合、現行運用システムが2~3代目の場合もあり、
そこでも求められる事柄は様々なものになります。
それは、現状を分析し、問題点を洗い出し、必要な改善を提案する形になります。
改善の方法として、生産管理の管理技術を用います。
納入管理、製番管理、進捗管理、トレーサビリティ、原価管理、MRP、在庫管理・・・。
筆者は、たった3時間の勉強会でしたが、まずはやたらと奥が深い世界なのは理解しました。

2回目の講座「生産管理システム『Romeo』の基礎知識」について。
アライアンス勉強会「生産管理SI勉強会」写真

Romeoの特徴は、主に4つだそうです。
・モジュールコーディネート方式・・・必要な機能のみを提供
・フルカスタマイズ対応・・・現場の実態に合わせて、アプリケーションをカスタマイズ
・リモートによるリアルタイム保守・・・すぐに対応するため、時間コスト削減
・シンプルなライセンス契約・・・端末が増えたとしても追加料金は発生しない
筆者は現役のエンジニアなので、上記2つに興味を覚えました。
内部の構成を聞いていると、なるほどカスタマイズしやすそう。
オブジェクト指向システムであることを上手に利用している様子でした。
また、アプリケーションのUIも見させていただきましたが、かなり使いやすそう。
少しトレーニングすれば大体はすぐに使いこなせそうでした。
他の会社のシステムをじっくり見るということが実はあまり多くないので、
大変参考になりました。

久保様、講師お疲れ様でした&ありがとうございました。